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津村巧の未発表小説群

(携帯版)

 

性探偵・柴宮亜里砂

*良い子は読まないように*

 

 密室殺人だった。

 警察は、容疑者を三人にまで絞ることができた。が、決定的な証拠はなく、捜査は行き詰まった。

「どうする?」

 と、橋本警部。

 小渕刑事が、

「残念ながら、迷宮入りですなぁ。困った、困った」

「諦めるのは一〇〇年早い!」

 と、女の声がした。

 二人の刑事は声がした方向に目を向けた。

 砂時計のような体型のスーパー美人が立っている。

「あ、あなたは……! まさか……!」

「性探偵・柴宮亜里砂参上! 私が解決できない事件はない! 容疑者を呼んできなさい! ほら、早く!」

「ですが、この事件は柴宮さんでも解決は不可能……」

「お黙りなさい! さあ、容疑者を呼んできなさい!」

「は、はあ」

 三人の容疑者が呼ばれた。

 被害者の夫と、被害者の兄と、被害者の息子だ。

 性探偵・柴宮亜里砂は、三人を睨んだ。

「白状しなさい! 犯人は誰です?」

「する訳ないだろうが!」

 と、被害者の夫が叫ぶ。「俺は犯人じゃないぞ!」

「俺も犯人なんかじゃない!」

 と、被害者の兄。

 被害者の息子も、

「僕も犯人じゃない」

「そう。仕方ないわね。私があなた方が犯人であるか否かを突き止めましょう」

「ど、どうやって」

「こうやって」

 性探偵・柴宮亜里砂は瞬時にスッポンポンになった。最後に勃起したのが前々世紀という視覚障害の老人でも鼻血を出してブッ倒れるほどのAAAAA級ウルトラ超スーパーナイスバディだ。乳房が凄い。ZZZZZカップだ。呼吸だけでプルプルと美味しそうに震える。

 あまりのフェロモンで、室内の男性全員――警察関係者らを含む――も勃起した。下着の中で一〇回立て続けに射精してしまう者が続出した。

「な、何のつもりだ?」

 と、被害者の兄が声を震わせながら問う。

 性探偵・柴宮亜里砂は、それに答える代わりに、被害者の夫の服を脱がせた。

 あまりにも乱暴に脱がせるので、被害者の夫の服は布切れと化した。

「や、やめろ、この女!」

「お黙り!」

 と、性探偵・柴宮亜里砂は一喝した。被害者の夫の男性自身を掴むと、自分の股間に宛てた。ピンク色の美味しそうな乳首を、彼の口に含ませる。

 

(ズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコンズッコン)

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」

 と、被害者の夫はもだえた。鼻血が噴水の勢いで吹き出る。

「ヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイィ」

 と、性探偵・柴宮亜里砂も悲鳴を上げる。乳房を、どこかに飛ばしてやると言わんばかりに揺らした。

 

(ズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコン……ドピュッ)

 

 二人の股間の間から体液がほとばしった。

「……あなたは犯人じゃない」

 と、性探偵・柴宮亜里砂が宣言する。

「え? ああ、そうかい」

 と、被害者の夫は、鼻血を垂れ流しがら、虚ろな表情で言った。

「さ、あなたの番よ!」

 性探偵・柴宮亜里砂は、被害者の兄を素っ裸にした。

 あまりにも乱暴に脱がせるので、被害者の兄の服は布切れと化した。

「や、やめろ、この女!」

「お黙り!」

 と、性探偵・柴宮亜里砂は一喝した。被害者の兄の男性自身を掴むと、自分の股間に宛てた。ピンク色の美味しそうな乳首を、彼の口に含ませる。

 

(ズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコンズッコン)

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」

 と、被害者の兄はもだえた。鼻血が噴水の勢いで吹き出る。耳からも出血していた。

「ヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイィ」

 と、性探偵・柴宮亜里砂も悲鳴を上げた。乳房を、どこかに飛ばしてやると言わんばかりに揺らす。

 

(ズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコンズッコンバッコン……ドピュッ)

 

 性探偵・柴宮亜里砂は、体液に塗れた被害者の兄の男性自身を見つめた。

「あなたも犯人ではない」

「そ、そうか」

 と、被害者の兄は赤面しながら言った。

「さ、あなたの番よ」

 性探偵・柴宮亜里砂は被害者の息子に目を向けた。

「い、いえ、僕は、その、遠慮します」

 と、首を振りながら辞退する。

「何を言ってるの! 早くやるのよ!」

「遠慮します」

 と、被害者の息子は首を振り続けながら辞退した。

「何を言ってるの! 早くやるのよ!」

「遠慮します!」

 被害者の息子は相変わらず首を振り続けながら辞退した。

「何を言ってるの! 早くやるのよ!」

「遠慮します、遠慮します、遠慮します!」

 被害者の息子は首を狂ったように振って辞退した。

 性探偵・柴宮亜里砂は、被害者の息子を指した。

「刑事さん、犯人は彼です! 被害者の息子が犯人なのです!」

「な、なぜ?」

「人殺しの後はセックスへの欲望が減退します。この史上稀に見るAAAAA級ウルトラ超スーパーナイスバディを前にセックスできないのは、犯人だからです!」

「な、なるほど! 名推理だ! おい、逮捕しろ」

 被害者の息子は、歯ぎしりして悔しがった。

「おのれ! 性探偵・柴宮亜里砂め! 俺の素晴らしい計画を……。覚えていやがれ!」

「いつでもかかってきなさい」

 と、性探偵・柴宮亜里砂は鼻息を粗くして呟いた。乳房がプルルンと大きく揺れる。

 被害者の息子は連行された。

 性探偵・柴宮亜里砂は自分の服を掻き集めた。

「事件解決! では、私はこれで」

 と言うと、全裸のままモンロー・ウォークで去った。

 男性の警察関係者に、下着の中で再度射精する者が続出した。

「素晴らしい推理だった。彼女を超える探偵は今後も現れないだろう」

 と、下着は勿論、トラウザーにも染みを作っている橋本警部は呟いた。

 同じく下着は勿論、トラウザーにも染みを作っている小渕刑事が、橋本警部に言う。

「容疑者が女だったらどうしてたでしょうか?」

 

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